おばあちゃんの苦い薬に効き目アリ

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<関連ハーブ>
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イボツヅラフジ

  <まとめ>
苦味のある植物は私たちの食事に冷却と解毒のバランスを与えるとされています
ハーブへの理解
ハーブは、地球に由来するからというだけで、安全で自然、かつ非毒性とみなすべきではありません。

イボツヅラフジ

●「ある種の苦い食べ物や植物は体に良い」。
●苦味のある物を摂取しないでいると、消化器系とホルモン系が不均衡になる傾向がある

現代人は、甘い食べ物や精製された炭水化物を過分に口にしており、その量は糖分の大部分を旬の野生の果物から摂取していた私たちの祖先たちの糖分摂取量をはるかに超えています。
現代人の甘い物好きは、糖尿病や肥満などの血糖に関連する疾患のほか、多くの代謝やホルモン関連の疾患の発生率増加の一因となっている。

<だから現代人に必要>
・感染症や炎症と戦う。
・男性の性欲を高める
・血糖値の低下
・肝酵素の改善
・フリーラジカルから肝細胞の保護
・慢性肝疾患と黄疸
・血糖値

<原文翻訳>

おばあちゃんの苦い薬に効き目アリ
苦味のある植物は私たちの食事に冷却と解毒のバランスを与えるとされています

ベンジャミン・ドロゥー

今日の現代的な暮らしにおいて、昔からのアドバイスが今もなお真実であるということはありがたいことです。「ある種の苦い食べ物や植物は体に良い」。苦味のある物を摂取しないでいると、消化器系とホルモン系が不均衡になる傾向がより強くなります。
現代人は、甘い食べ物や精製された炭水化物を過分に口にしており、その量は糖分の大部分を旬の野生の果物から摂取していた私たちの祖先たちの糖分摂取量をはるかに超えています。
現代人の甘い物好きは、糖尿病や肥満などの血糖に関連する疾患のほか、多くの代謝やホルモン関連の疾患の発生率増加の一因となり、先進国を脅威にさらしているのです。
熱帯雨林には苦味のある植物が数多く育ち、いずれの場所においてもその土地の人々の食事に欠かせないものとなっていることは、驚くに値しません。
実際に、世界中のハーブシステムの大半において、苦味のある植物は私たちの食事に冷却と解毒のバランスを与えるとされています。
西洋ハーブ医学では、苦いものは予防薬として重要な役割を持つとされています。
一般的に、苦いものは食欲を増進して肝臓からの消化酵素と胆汁の分泌を促進するほか、インスリン生成を向上させます。
今日は、よく知られている苦味のある熱帯性のつる植物、パカワリ(学名Tinospora cordifolia)について見てみましょう。
パカワリは現地の村や庭園で育ち、ハート型の葉とトゲのあるつるが特徴的です。

育てたことのある人なら分かると思いますが、パカワリは厳しい環境下でも生育できる頑丈な植物です。そのまま放っておけば思うままに成長し、フェンスを占拠されてしまうほどです。
この植物中には興味深い化学物質が数多くみられ、国内外の多くの実験や臨床試験のテーマとなっています。
パカワリは、感染症や炎症と闘うためのハーブ製剤として、アーユルベーダ医療で広く利用されています。
そのほか、男性の性欲を高める強壮エネルギー剤としても扱われるようになり、精子の数を増やすとされています。
インドネシアのジャムウにおいては、強壮薬としての利用のほか、血糖値の低下に広く使われています。インドの科学的研究では、パカワリは肝酵素を改善し、フリーラジカルの活性から肝細胞を保護するほか、慢性肝疾患と黄疸に有効であることが明らかにされました。
このハーブに関して最も決定的といえる試験のなかには、パカワリには白血球を増やし、抗酸化作用の値を向上することによって免疫力を高める確かな作用があることを示すものもあります。
大腸菌感染症のマウスを使ってパカワリと抗生物質を実験的に比較したところ、パカワリ群において、より改善がみられました。これは抗菌性の特質によるものではなく、マウスの免疫力が高められたことによるものです。
これは、免疫力を高めることが感染症に対するよりよい長期のアプローチであるという自然の原理と一致します。
また、有害な刺激を受けた動物のストレス反応を改善するパカワリの機能についても調査されました。
これらの結果は、ストレス耐性を改善し不安を低減するチョウセンニンジンや現地のトンカットアリと同じでした。
インドの研究者らは、ペガガ(学名Centella asiatica)と併用した場合のパカワリの抗潰瘍作用について研究し、潰瘍化に対する保護作用を観察しました。
この非常に苦いつる植物は単独で、または他のハーブと一緒にゆでて、糖尿病の伝統的な治療薬としてアジア中の村で日常的に飲まれています。
パカワリとパカワリの血糖への作用についての研究で、第一線の研究者の名に挙がるのが、マレーシアのプトラ大学生物学部のハムダン・ノア博士とその同僚です。
彼らは、1964〜1998年にかけて、英国オックスフォード大学ナフィールド・カレッジ臨床生化学部(Nuffield Department of Clinical Biochemistry)の研究者らとともに、パカワリの作用に関する科学的な論文を数多く発表しました。
それらは、パカワリの血糖低下作用が膵臓から分泌されたインスリンの刺激によるものであることを示す、初めての決定的な検証でした。
パカワリは、食事で管理する糖尿病の初期段階には最も有用であり、またその後のインスリンを不要にすることもできます。ただし、インスリン療法を行っている場合には、血糖バランスを乱すこともあるため、パカワリを使用すべきではありません。
小さな頃、体調が悪いときにおばあちゃんが苦い薬をくれたことは、結局、正しかったのです。したがって、家庭での食事に苦味のある植物を取り入れることは有益なのです。

写真上
植物パカワリ―アーユルベーダ医療で広く利用されている。

写真下
苦味のある植物はペナン族などの現地の人たちの食事に欠かせない。

ベンジャミン・ドロゥーは現役のメディカルハーバリストです。連絡先は79-637471662または03-79550377まで。


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